CPUとは、Central Processing Unitの略でプロセッサーとも呼ばれます。

車で例えるとエンジン、人間の体で例えると頭脳にあたります。

パソコンには必ず搭載されている重要な部品です。

マウス、キーボード、ハードディスク、メモリー、周辺機器等からデータを受け取り、

コンピューターでは「制御・演算」を担当します。

CPUそのものは小さいのですが、その働きぶりはパソコン随一です。

CPUの性能は、パソコンの性能や値段に大きく関わってきます。

・CPU

 intel

 Ryzen

・CPUのスペックの見方は?

CPUの性能は主に「シリーズ・型番」「コア数」「クロック周波数」の3つの要素により決まっていきます。

自分の使用目的に合ったパソコンを探すためにも、

CPUの種類や性能について簡単に確認しておきましょう。

♢シリーズ・型番♢

一般的に最新のCPUの方が高性能と考えられます。

「シリーズ・型番」については後ほど詳しくご紹介します。

♢コア数♢

「コア数」とは、コア(核)の名の通り演算処理を行う頭脳の数を表します。

コア数が多いCPUほど大量の情報を同時に処理することができるため、

処理スピードが速くなります。

なおCPUコアが2つの場合を「デュアルコア」、

4つの場合を「クアッドコア」と呼びます。

♢クロック周波数♢

「クロック周波数」とは、演算処理を行うテンポのことです。

クロック周波数が高いCPUは高速で情報を処理することができます。

コアを「仕事をする人」に例えると、

クロック周波数は「作業効率の良さ」と例えることができるでしょう。

クロック周波数の単位は「MHz(メガヘルツ)」と「GHz(ギガヘルツ)」で、

1,000MHzは1GHzとなります。

現在はMHzの周波数は少なく、ほとんどのCPUがGHz以上となっています。

また、このクロック周波数は一定ではない場合もあります。

一時的に性能を最高クロックまで高める機能を備えたCPUであれば、

通常動作時のクロック周波数と最高クロック周波数が

「◯◯GHz~◯◯GHz」のように記載されています。

・CPUの選び方は?

CPU選びで最重要なのは、PCの使用目的とCPUの性能が合っているかどうかを確認することです。

用途がネットサーフィンやWord、Excelの使用が大半であれば、

ハイスペックのCPUは不要です。

一方で、高度な演算処理が必要な、動画・画像編集、4K動画の鑑賞、3Dゲームなどを

使用する場合は、ハイスペックCPUを導入する必要があります。